AIに関連する最新の技術革新や業界動向を簡潔に紹介します。
ChatGPTに新しい機能「Canvas」が加わりました!
ClaudeのArtifactsに似たような機能で、文章やコードを編集する際、Canvasを使うと別ウィンドウでChatGPTと一緒に作業ができます。
例えば、文章を書いた後に具体的な部分をハイライトして修正をお願いしたり、コードのバグを一緒に探してもらったりすることが可能です。普通のチャットでは難しかった編集やフィードバックが、Canvasを使うことで簡単になります。
現在ChatGPT PlusとTeamユーザーは利用可能になります。
詳細はこちらから↓
https://openai.com/index/introducing-canvas/
【AI分野のノーベル賞受賞に関する話題】
今週、AI研究がノーベル賞で大きな注目を集めました。8日に発表されたノーベル物理学賞は、グーグルの元研究者ジェフリー・ヒントン氏らが受賞。機械学習の基盤を築いた業績が評価されましたが、物理学賞での受賞には「異例」との声もあります。
さらに9日には、グーグルのAI開発部門「ディープマインド」のデミス・ハサビス氏らがノーベル化学賞を受賞。彼らの技術はタンパク質の構造予測を劇的に進展させ、生命科学に革新をもたらしました。
#飼い主に懐くペットロボ 育て方で「個性」400万通り-カシオ
実際に見てみたいです!
AIと電力の問題についていち早く動きましたね。電力コストの削減+将来的な電力不足への対策。これから先電力の価値は更に高くなりそうですね。
東北大学が開発した「CMOS/スピントロニクス融合AI半導体」が、CEATEC AWARD 2024 ネクストジェネレーション部門賞を受賞しました。この技術の凄いところは、PCで一般的に使われるDRAMとは異なる新しいメモリー「MRAM」を活用し、AIコンピューティングにおいて大幅な省電力化を実現していることです。
AIの省電力化はこれからの持続可能な社会にとって大きなテーマです。この技術が実用化されれば、AIシステムのエネルギーコストが大幅に削減され、エッジコンピューティングの分野でも活用が進むでしょう。今後の発展が非常に楽しみですね!
ラクマがAIを活用してブランド品の鑑定を行うサービスの提供を開始しました。
どれほどの精度なのか気になりますね
先日のGoogleに続いてAmazonも小型原発関連に関わってきました。これからは電力問題はより重視する必要がありそうです。
Claudeは新しい分析ツールを導入しJavaScriptを実行できるようになりました。
CSVファイルを埋め込んでも分析ができます。
Anthropic社は、Claude 3.5 Sonnetのアップグレード版と、新モデルClaude 3.5 Haikuを発表しました。Claude 3.5 Sonnetは、特にプログラミング分野で大幅な改善を見せ、すでに業界をリードしていた領域でさらに向上しています。Claude 3.5 Haikuは、従来の最大モデルClaude 3 Opusに匹敵するパフォーマンスを発揮し、同じコストと速度で提供されます。
また、新しい機能「コンピュータの操作(Claude Computer use)」がパブリックベータ版として導入され、APIを通じて利用可能になりました。開発者は、Claudeに画面操作やクリック、テキスト入力など、人間がコンピュータを使うのと同様の操作を指示できるようになります。この機能はまだ実験的で、一部の操作でエラーが発生する可能性がありますが、今後のフィードバックを基に改良が進められる予定です。
Claude 3.5 Sonnetは、プログラミングやツールの利用において業界最高水準のパフォーマンスを発揮し、既存のモデルや競合モデルを超える成果を上げています。Claude 3.5 Haikuはコストパフォーマンスに優れ、低レイテンシーでユーザー向け製品やカスタマイズされた体験の生成に適しています。
コンピュータ操作機能は、汎用的なコンピュータスキルをClaudeに教えるもので、従来の特定のツールに依存しない操作が可能になります。
まだComputer useは試験段階とのことですが、これからのAIの形が見えた気がします。
PerplexityがPro Searchがさらにパワーアップ、新たに「Reasoning Mode(推論モード)」が登場しました。
多くの情報を元に記事のようにまとめてくれるので、簡単な質問などには適しています。ただ、ソースがないため調べごとには注意が必要です。
OpenAIがsCM(continuous-time consistency model)を作成しました。
この技術のすごいところは、従来の生成AIが必要とした多くのサンプリングステップを、わずか 2ステップ にまで簡略化しつつ、同等の高品質な画像を生成できることです。これにより、サンプリング速度が 50倍速く なり、リアルタイムでの画像生成が可能になりました。
具体的には、AIが短時間で高精度な画像や映像を生成するため、さまざまな分野での応用が期待されます。
https://openai.com/index/simplifying-stabilizing-and-scaling-continuous-time-consistency-models/
Runwayが新ツールAct-Oneを発表
Runwayは、シンプルな動画入力を使って、表情豊かなキャラクターのパフォーマンスを生成できるツール Act-One をリリースしました。このツールを使えば、従来のように複雑なモーションキャプチャや手作業なしに、リアルな表情や細かい動きまで忠実に再現できます。
Act-Oneの特徴
- 動画と音声を入力するだけでキャラクターアニメーションを生成
- 簡単なカメラセットアップで高度な表情や動きを再現
- 一人の俳優で複数のキャラクターを表現するシーンも可能
さらに、キャラクターのデザインやアニメーションの新しい可能性を広げ、映像制作の未来を切り開くツールとして注目されています。
Act-Oneは、今日から段階的にユーザーに提供され、間もなく全てのクリエイターが利用可能になります。